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まずは、自分の怒りを鎮めてから。相手に考えさせる上手な叱り方

サカイクより転載

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前回は、『怒る』と『叱る』の違いについて紹介しましたが、今回は子どもに自分で考えさせる上手な『叱り方』についてです。
 
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■叱る時にはまず始めに、自分の怒りを鎮める

『叱る』の目的は、相手に問題点に対する「気づき」の機会を与え、改めさせること。例えば、試合でミスをした時「何でいつも同じミスをするんだ!」と言っても、ミスをしたことは自分でも十分承知しているので「そんなこと、わかってんだよ!」と逆に腹を立てられてしまいます。
 
『叱る』の第一歩は、相手の状況を受け入れること。相手の状況を受け入れることで、感情的に『怒る』ことはなく、冷静に『叱る』ことができます。いつもと同じミスをしてしまったということを理解した上で、「どうした、お前らしくないミスだな」と言えば、相手は問題を受け入れ、「集中力が切れてしまって…」などとミスに対する原因を考え、「次からは大丈夫です」と改めることができます。
 
逆に、「何やってんだ!?」などミスをした結果に対して言われても、相手はその結果をどうすることもできません。それでは建設的なコミュニケーションにはつながらないのです。
 
【良い叱り方】
●コーチ:どうもミスのパターンが同じだな。どうした?
●選手:相手に寄せられるとつい焦ってトラップがうまくいかないんです。
●コーチ:そうか・・・、じゃあ一緒に練習で改善していこうな。
 
【良くない叱り方】
●コーチ:なんでいつも同じミスをするんだ!
●選手:そんなこと言われなくても分かってるし!(シャットアウト)
 
 
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■他の人との比較はNG

『叱る』時は、ミスをしたことではなく、ミスを反省しない姿勢、他人のせいにしている姿勢、ミスを起こしたことに気づいていないことなどを指摘します。決してミスをしたという結果について、あれこれ言ってはいけません。
また、「○○君だったらあんなミスはしないのに」や「○○君がシュートしていたら勝てたな~」などと、他の人と比較しては絶対にダメ。特に他の選手がいるところで、比較をしてしまうと、チームワークや信頼関係を崩す原因にもなります。ミスが起きるのはチャレンジした結果と受け止め、チャレンジしたということはほめます。そして、失敗から学び、這い上がって来るのを待ちましょう。
 
また、性格的欠点や人格を否定することもNGです。相手は感情的に拒絶してしまい聴く耳を持てなくなってしまいます。
 
<<おまけ>>
●こんな言葉は気を付けましょう!
「何考えているんだ!」「~だめじゃないか!」はプライドを傷つけやすく、「~しろ!」「~は違うだろう」は反感をかいやすい言葉です。
 
 

■I messageで話をする

ミスに対して、「私はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」などと、相手に答えを求められる話し方をされると、「どうだろう?」と考えることができ、「そうか!」と原因に気づくことができます。
 
また、相手に伝えたいことは自分を主語にして話すことを『I message』と言います。例えば、「何回同じミスをするんだ!」と言うより、「同じミスを繰り返さないようにして欲しいと、私は思っているんだよ。どうすればミスをなくすことができるかなぁ?」と言わると、素直に受け入れることができます。
 
さらに、I messageで話すと相手が同じミスを何度も起こすのは、自分の教え方に問題があるのではないか?などと、相手を叱る原因が、実は指導力不足など別の原因にあることに気づくこともよくあります。
 
『叱る』という行為は、励ましの延長にあります。子どもだからと上から目線にならず、同じ目線に立ち、間違いについては叱り、問題に気づかせ、良い方向へ導けるようにしていきたいですね。
 
 
【取材協力】
WACアカデミー//
様々なチームや団体・企業向けに、前向きに積極的に取り組む姿勢を育てる「ポジティブ・シンキング」・「ロジカル・シンキング」両面をバランス良く鍛え、組織やチームの人間関係・信頼関係を築くためのコミュニケーション・セミナーや講座を提供している。
 
●お問い合わせ先
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サカイクより転載

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