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Jリーグ9クラブが採用していると噂の「タニラダー」って実際どうなの?現場の指導者にその評価を聞いてみた!

Jリーグのクラブ9チームが採用し、小学生からトッププロまで累計1万人以上のユーザが実践している「タニラダー」。サッカー選手のスピードアップを目的としたこのトレーニングメソッドは、名前だけは知っているという方も多いかもしれません。そこで、実際に日々のトレーニングで活用している指導者の方に、タニラダーへの評価を聞いてみました。

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■サッカーの動きを考えて作られているのでリアリティがあるトレーニングができます

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【柏レイソルアカデミー 平山 智規コーチ】
まず、タニラダーを使うキッカケとしては、自分自身、選手の時にステップの大事さやコーディネーションの重要さを谷さん(タニラダーの考案者)に教えてもらったからです。今は育成の現場にいて感じる事で、身の回りには危険な場所が多く、自由に身体を使って遊ぶ場所がなくなり、子ども達のコーディネーションが悪くなっている様に感じました。

そこで、タニラダーを使う事にしました。チームでの取り組みとしては、柏レイソルのアカデミーはU-10から活動が始まります。中でもジュニア年代では神経系がもっとも成長するゴールデンエイジと呼ばれる成長期になり、この年代で神経系の働きを刺激し脳と身体をリンクさせてあげる事が大事だと感じています。

レイソルのジュニアでは練習前のウォーミングアップに コーディネーショントレーニングとして使用したり、試合前のウォーミングアップなど継続的に使用しています。タニラダーは、サッカーの動きで必要なマス数、幅を考え作られている為、とてもリアリティがあり、 選手達も動きを描きやすいと思います。

タニラダーを継続的に使用する事で、動きのベースが作られ、格段に選手の身体のキレやバランス、スピードはあがっていると実感しています。ただし、ドリル的な形だけでは子ども達が飽きやすいので、時間や回数をコントロールしたり、雰囲気やテンションが 上がるような声かけなどに気を付けて行っています。

■選手のスピードやパワーを最大限に引き出すタニラダーは育成年代に最適です


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【横浜F・マリノス 高橋 一隆 アカデミー・フィジカルコーチ】
ユース年代の選手のトレーニングでもタニラダーを使用しています。手軽に持ち運ぶことができ、絡まりにくく、どんな場所にでもフィットするタニラダーはトレーニング効率を考えると非常に実用的であると感じています。
私はユース年代の選手のトレーニングの際、主に2つの目的で使用しています。

1つ目は「正しい動きの獲得」です。
ゴールデエイジの選手のみならず、ユース年代の選手にとっても正しい動きの獲得は重要です。個人差の大きな育成年代の選手にとって、選手の体格に合わせて4つのサイズから選択することができるタニラダーは、選手個々に適したサイズでトレーニングすることができ、より細やかな指導ができると感じています。

2つ目は「動きをより速く、より力強く発揮すること」です。
このことは「動きのキレを出す」と言い換えることもできるかもしれません。タニラダーの特徴でもある4マス構造は、最後までスピードを落とさずにトレーニングすることができるという利点があります。

ユース年代の選手は、獲得した動きをより速く、より力強く発揮することが求められますし、試合の強度も今まで以上に高いものになります。常に状況の変化するサッカーというスポーツにおいては、多方向への方向転換も要求されることから、選手のスピードやパワーを最大限に引き出すことのできるタニラダーは、ユース年代の選手に対するトレーニングツールとしても最適であると感じています。

■ステップの踏みかえがスムーズになり、プレー中の動きのロスがなくなりました

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【アルビレックス新潟レディース 野本 安啓コーチ】
2014年の春頃からトレーニングに取り入れ始めました。
理由としては、所属する選手の中に前十字靱帯断裂の怪我を負った選手(FW)がいて、競技復帰してから約2年が経っていたのですが、上手く身体をコントロールできておらず、プレー中の動きにロスが多く生じていました。具体的には、パスを受ける際にパスが1mくらいズレただけでステップの踏み変えができず、上体も流れてしまって、ズレたパスに対応できないというものです。

タニラダーを取り入れ基本動作のクイックランやツイスト、ジャンプを毎週水曜日に補強トレーニングとして行ってきました。今ではステップの踏み変えがスムーズになりズレたパスに対しても、身体のバランスを崩さずにキープできるようになったり、一つ一つの動きにロスが無くなったことで連続して動き続けられるようになりました。結果として、コンスタントに公式戦にも出続けられるようになり、得点も上げ、怪我も無くなりました。 本人曰く、「あまり自主トレーニングなどは続かないほうだったけど、これなら続けられる」と効果を実感しています。
今ではその選手だけに限らず、公式戦時のウォーミングアップで使用したり、他の選手のステップ改善にも取り入れています。

※写真はイメージです。
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タニラダーは気になっていたけど実際に活用できるのか不安だった」そういう方も多かったのではないでしょうか?ここでご紹介した指導者の声はほんの一例です。他にもJリーグのトップコーチから学校の先生、町クラブのコーチまで多くの方からタニラダーへの感想をいただいています。さらに知りたい方はぜひこちらのページもご覧ください。

また、タニラダーはチームの指導者の方に取り入れていただきやすいよう新しくコーチングガイドをチームセットに付属しました。実際にチームでトレーニングする上でのオーガナイズの事例や、1週間のスケジュールにどう組み込んでいくかなど、具体的な指導方法を記載したテキストです。ぜひ、あなたのチームにも取り入れてみてください。

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