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「戦術脳」を鍛える最先端トレーニングの教科書 欧州サッカーの新機軸「戦術的ピリオダイゼーション」実践編

「戦術的ピリオダイゼーション」に則ったサッカーのトレーニングメニューの組み方を紹介。専門用語やキーワードもQ&Aを交えて丁寧に解説し、ゲームモデルで読み解く観戦術も紹介する一冊。

戦術革命のカギはトレーニングにあり!

神秘的なイワシの群れは――
◆周囲の仲間と適度な距離を保つ
◆進む方向、スピードを合わせる
◆仲間がたくさんいる方向へ向かう
→単純な指令で成立している

戦術的ピリオダイゼーション、複雑系、システム思考――
「考えない」でプレーできる群れの秘密を、東京大学に在学後、サッカー部を指揮する24歳監督が実践例から解き明かす!

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【目次】
はじめに

<理論編>
第1章 システム思考と複雑系。戦術的ピリオダイゼーションの思想
・ビタミンCよりもピーマンを食べよう
・システム思考の用語解説
・複雑系のキーワード解説
・戦術的ピリオダイゼーションの正体
・「戦術的」は何を意味している?
・大別すると、3つの要素で成立
・サッカーはサッカーでしか上手くならない
・個の力か、組織の機能性か?
・第1章Q&A形式まとめコーナー

第2章 ゲームモデル&プレー原則=自己組織化の触媒
・イワシの群れを率いるのは誰?
・ゲームモデルとは何か?
・なぜゲームモデルが必要なのか?
・自己組織化=サブシステムによる「非中央制御」
・ゲームモデルの構成要素
・局面の分割は「4局面」だけではない
・AチームとBチームの仮想ゲームモデル
・第2章Q&A形式まとめコーナー

第3章 これを覚えると楽。トレーニングには公式がある
・「考える」ではなく「無意識」の意味
・ビジャヌエバが提唱する8つのトレーニング原則
・1週間の負荷調整=モルフォサイクルの作り方
・中長期のプランニング。プレシーズンとオンシーズンの違い
・トレーニングメニューを決める9つの構成要素
・複雑系で見る、コーチング・介入の6つのポイント
・第3章Q&A形式まとめコーナー

<実践編>
第4章 仮想ゲームモデルによるトレーニングメニュー実例集
・従来の練習vs戦術的ピリオダイゼーション
・堅守速攻のAチーム、縦に速いポゼッションのBチーム
・プレシーズン初期のトレーニング実例
・プレシーズン中期以降のトレーニング実例
・オンシーズン―対戦相手を想定したトレーニング実例

第5章 ゲームモデルで読み解く新・観戦術のススメ
・「再現性」とは結局何なのか?
・「再現性」に必要な「自由度の調整」
・なぜ日本代表にはゲームモデルがない?
・ゲームモデル型チーム分析① 大分トリニータ
・ゲームモデル型チーム分析② 横浜F・マリノス
・非ゲームモデル型チーム分析 レアル・マドリー
・「生態学的な」自己組織化のアプローチ
・日本代表とレアル・マドリーの違い
・ゲームモデルがないチームの"ゲームモデル化"も可能
・ゲームモデル分析のケーススタディ#1 マンチェスター・シティ
・ゲームモデル分析のケーススタディ#2 リバプール

おわりに

【著者】山口 遼
1995年11月23日、茨城県つくば市生まれ。鹿島アントラーズつくばJY、鹿島アントラーズユースを経て、東京大学ア式蹴球部へ。2018シーズンから指導者へ転身し、同部ヘッドコーチに就任。2020シーズンからは同部監督に昇格し、同時に関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドのコーチを兼任する。戦術的ピリオダイゼーションを実践した指導法で注目を集める。