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サッカーの練習は室内でもできる!練習メニューや注意点を紹介

天候の影響などで屋外で練習できない場合でも練習をしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。このような場合、工夫次第で室内でも練習ができます。この記事では、室内でできる練習メニューや練習する際の注意点などを紹介しています。自宅でも取り組めるものであるため、ぜひ参考にしてください。

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<目次>

1.サッカーの室内練習の特徴
1-1.室内練習は自宅でもできる
2.室内でできるサッカーの練習メニュー
2-1.ボールタッチ
2-2.リフティング
2-3.蹴り方のチェック
2-4.映像を見る
3.室内でサッカーの練習をする際の注意点
3-1.外で使っているボールは使わない
3-2.スペースを確保する
3-3.騒音に注意する
4.まとめ

 

1.サッカーの室内練習の特徴

サッカーの練習は基本的には屋外で行いますが、天気が悪い時は室内ですることもあります。また、雪国の場合、雪が積もる冬場は体育館などの室内で行うケースが一般的です。

室内であれば、天候に左右されないほか、日が落ちるのが早い冬場などでも時間を気にせずに練習できる点が特徴です。中には、室内にピッチ一面があり、試合ができるケースもあります。

 

1-1.室内練習は自宅でもできる

サッカーの室内練習は、自宅でも行えます。シュートを打ったり、試合をしたりといったことはできませんが、スペースや使用する用具などを工夫すれば一人でも練習可能です。

自宅であれば、すぐに練習ができるほか、チームの練習がない日の自主練習の機会を作ることもできます。また、保護者にとっては、目の届く範囲で練習してくれるため、安心感があるでしょう。

 

2.室内でできるサッカーの練習メニュー

ここでは、室内でできるサッカーの練習メニューを紹介します。主に自宅で行うことを想定したメニューです。雨の日やチーム練習がない日などの参考にしてください。

 

2-1.ボールタッチ

室内で足でボールを触ることも立派な練習です。例えば、椅子に座っている時にボールを触る、ボールを触りながらトイレにいく、テレビを見ている時もボールを触りながら見るなど、日常生活のあらゆる場面でボールを触ることで、ボール感覚を養うことができます。

リフティングボールなど、サイズの小さいボールを使用すれば、狭い室内でもボールを触りやすいでしょう。

 

2-2.リフティング

室内で通常のリフティングを行うと、物を壊してしまう恐れがありますが、ボールネットに入れた状態でネットを手に持ってリフティングをすれば、ボールが遠くに飛んで行く心配がありません。

リフティングをする際は、多少周囲のスペースを確保しなければなりませんが、それでも自宅で十分に行えるでしょう。

 

2-3.蹴り方のチェック

親が協力して、ボールを蹴る際のフォームや足の位置などを確認することも可能です。この練習は、親が座って足の間にボールを置いた状態で子どもがキックを行います。この時、軸足の位置や足のどの部分をボールに当てるのかといったことを確認してください。また、室内なのでボールは全力で蹴るのではなく、蹴る直前で足を止めるようにしましょう。

 

2-4.映像を見る

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体を動かすだけでなく、映像を見ることも練習の1つです。例えば、プロの試合を見て優れたプレーをインプットすることができます。また、自分の試合や練習の映像を見て、良いプレーや改善が必要なプレーをチェックするといったことも可能です。室内でスペースの確保が難しいといった場合は、映像を活用してみてください。

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3.室内でサッカーの練習をする際の注意点

室内でサッカーの練習をする場合、いくつかの点に注意しなければなりません。ここでは具体的にどのような点に注意するのか解説します。注意点を理解し、安心・安全な環境で練習に取り組んでください。

 

3-1.外で使っているボールは使わない

室内で練習する場合、ボールは普段外で使用しているボールは使わないようにしましょう。これはボールが汚れていると、室内も汚れてしまうためです。また、綺麗にしたとしても、外で使ったボールを室内で使用することに抵抗を覚える人もいるため、室内用に別のボールを用意しましょう。

今回紹介した練習メニューであれば、4号球や5号球でなくても練習できます。リフティングボールやテニスボールなどを活用してもいいでしょう。

 

3-2.スペースを確保する

室内で練習する場合、スペースを確保し、ほかの人にボールが当たったり、物を壊したりしないように注意してください。周囲に割れ物がある場合などは、移動させたうえで行いましょう。また、天井のライトにボールが当たらないように注意してください。

 

3-3.騒音に注意する

集合住宅や隣の家との距離が近い場合などは、騒音にならないように注意してください。ボールを蹴る音がほかの家に聞こえる可能性があるほか、リフティングをする際にステップを踏むとうるさく感じられるかもしれません。音を立てないように細心の注意を払うのはもちろん、室内で練習をする時間帯にも配慮してください。

 

4.まとめ

今回は、室内で行うサッカーの練習について解説しました。天気の影響で屋外で練習できない、チームの練習がない日でも練習したいといった場合、室内で練習ができます。練習メニューはボールタッチやネットを使ったリフティングなど限られますが、工夫すればスキルアップにつなげることも十分可能です。

室内で練習する際には、室内用に別途ボールを用意するほか、スペースを作って安全性を確保するほか、騒音にならないように注意するなどしましょう。

 

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