TOP > 書籍・DVD > 欧米で急速に広がる「エコロジカル・アプローチ」とその実践メソッド「制約主導アプローチ」の解説書 『エコロジカル・アプローチ』

欧米で急速に広がる「エコロジカル・アプローチ」とその実践メソッド「制約主導アプローチ」の解説書 『エコロジカル・アプローチ』

本日3月15日、株式会社ソル・メディアより『エコロジカル・アプローチ 「教える」と「学ぶ」の価値観が劇的に変わる新しい運動学習の理論と実践』が販売開始となりました。

327682742_861857088376588_2929739648511239740_n.jpg

■未知の環境×適応する選手=スキル習得&パフォーマンス向上

"エコロジカル・アプローチでは運動を引き出す重要な制約を練習環境に設けます。具体的には「使用する用具」「コートサイズ」「人数比率」「ゴール方式」「その他のルール」などが設ける制約です。こうした制約を巧みに操作することで、人の適応行動としての運動学習を引き出します。"(「はじめに」より一部抜粋)

トッププロからグラスルーツまで競技を問わず、スポーツ全般に適応可能。
欧米で急速に広がる「エコロジカル・アプローチ」とその実践メソッド「制約主導アプローチ」の解説書。

<目次>

はじめに― なぜ、エコロジカル・アプローチが必要なのか?

第1章 人はどう学ぶのか ----エコロジカル・アプローチとは何か?
1 動的システム理論領域 / 2 生態心理学領域 / 3 エコロジカル・ダイナミクス・アプローチ領域 /第1章のまとめ

第2章 実践法としての制約主導アプローチ ----トレーニングアイディアを考える
1 制約主導アプローチのプリンシプル / 2 トレーニングアイディア / 第2章のまとめ

第3章 制約としてのゲームモデルを使ったチーム戦術への転用 ----グローカル=双方向型のチーム作り
チームコーディネーションはいかにして生まれるのか? / 適応的なチームコーディネーション / 制約
としてのゲームモデル / ポイント① グローカル(双方向型のチーム作り) / ポイント② 適切な制約レ
ベル / ポイント③ モデルからプロセスへ / ポイント④ 言語化より環境化 / 固有のチーム制約を活か
す / ゲームモデルの制約操作にも「繰り返しのない繰り返し」を / 第3章のまとめ

第4章 ストリートサッカーは自然な制約主導アプローチである
早期専門化の弊害 / 早期多様化: アスレチック・スキルズ・モデルのマルチスポーツ / 早期多様化:
エコロジカル・アプローチのドナースポーツ / 非構造的遊び / 教わっていないエリートプレイヤーた
ち / 自然な制約主導アプローチ / タレント開発の非線形性 / 環境制約とJapan's Way / 第4章のまと

おわりに

補足コラム

ベルンシュタインの自由度問題 / 自由度の圧縮 / Knowledge of と Knowledge about / 創発性を持つ
システムは分解に不向き / 相転移現象としての運動学習 / 制約操作とだまされない知覚

各章の参考文献

重要用語の英語表記リスト