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サッカー界でブーム!トレーニング効果を増幅させる"ヨガ"の導入

近年、サッカー選手のトレーニングにおいて、"ヨガ"が注目を集めている。マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグスがトレーニングにヨガを取り入れ、40歳まで現役を続けたのは有名な話で、日本代表では長友佑都選手が『ヨガ友』と題して、代表の宿舎でチームメイトとともにヨガに取り組んでいる。

2014年のブラジルワールドカップでは、優勝したドイツ代表がチームにヨガのインストラクターを招聘。もともとは前代表監督のクリンスマンがチームに取り入れ、レーブ監督に代わってからも継続して行っているという。

日本のスポーツ界にもヨガは幅広く取り入れられており、サッカー以外にも野球や相撲、スノーボードなど、あらゆる競技のトップアスリートが、トレーニングのひとつとして取り組んでいる。

なぜ、ヨガはアスリートにとって有効なのだろうか。

ライアン・ギグスはかつてインタビューで「コア(体幹)の安定にもつながり、柔軟性も上がる。フィジカルのすべてに効いている」と話し、ヨガで培った柔軟性のおかげで、ケガも少なく、長く現役生活を続けることができたことを明かしている。

日本におけるアシュタンガヨガの第一人者であり、ヨガを日本に広めた人物として知られる、IYCインターナショナルヨガセンター主宰のケン・ハラクマ氏はスポーツにおけるヨガの効果について、次のように語る。(取材・文/鈴木智之、協力/一般社団法人アスリートヨガ事務局)

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■アスリートの"休息"に効果的なヨガ

「ヨガには筋力や柔軟性が高まる効果がありますが、アスリートにとって重要な"休息"についても効果的なんです。とくに大事な試合の前はプレッシャーがかかることでストレスが溜まり、脳に良くない影響が出ることがあります。そうすると、夜、安眠できなくなり、結果として身体のメンテナンスができなくなってしまいます。そうするとケガのリスクも高まりますし、パフォーマンスも低下して...と悪いサイクルにはまってしまいます。ヨガをすることで、フィジカルだけでなくメンタル面もすっきりとさせ、心身ともにリラックスさせて落ち着いた状態に持っていく。心身のメンテナンスという面からも、ヨガのプログラムはアスリートの役に立つことができると確信しています」

ヨガという言葉には「交わる」や「つながる」という意味があり、ヨガをすることで自分の心と身体をつなげる。あるいは他人と交わることで、チームとしての調和を保つことにもつながっていく。そのためヨガは、サッカーのようなチームスポーツにとって、個とチームという両方の側面から働きかけるものと言える。

日本におけるヨガの第一人者、ケン・ハラクマ氏は、ヨガでアスリートを支え、アスリートを応援することを目的に、2015年に『一般社団法人アスリートヨガ事務局』を立ち上げた。「ヨガを、アスリートが行っているトレーニング効果を増幅させるための"レバレッジトレーニング"と位置づけることで、既存のトレーニングに取り入れやすいメソッドを提供していく」(ケン・ハラクマ氏)という。

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■サッカーの特性を理解して取り入れなければならない

「私はこれまで、ヨガの指導者を5,000人ほど育ててきましたが、ヨガをしている人がスポーツの現場で"ヨガとはこういうものですよ"と伝えてしまうと、それぞれのスポーツの内容に適さなくなることも考えられます。そうならないために、サッカーならサッカーというスポーツを理解した上で、ヨガを伝えることができる人を育てたいという想いがあります」

サッカーのトレーニングにヨガを取り入れる場合、フィジカル的な側面であれば「シュートを打つときに自分の身体を支える筋力」「相手に当たられても倒れない柔軟性」など、選手によって強化すべきポイントは変わってくる。

サッカーの競技特性を理解したサッカーコーチやトレーナーが、ヨガを指導するスキルを身につけることができれば、選手としても戸惑いが少なく、受け入れやすいだろう。これはサッカーに限らず、野球でもバスケットボールでも、格闘技にも同じことが言える。

その観点から、ケン・ハラクマ氏は「アスリートヨガ指導員」という資格を作り、アスリートがヨガを取り入れるときに、正しい知識で教えられる人材を育成している。

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「サッカーの場合、サッカー上達のためにヨガを取り入れることが大切で、間違ったヨガのトレーニングをすることで、本来は緩めてはいけない筋肉を緩めたり、格闘技であればメンタル面を戦闘モードにしなければいけないのに、ピースフルな方へと持って行ってしまうこともないとは言えません。つまり、本来の目的や価値観とズレたヨガになると危険なんですね。そこは我々と各種競技の専門家でディスカッションしながら、最適なプログラムを提供していくことができればと思っています」

スポーツ現場におけるヨガの指導は「実際にそのスポーツの指導をしている人を通じて、広がってくれるのが一番いいと思っている」と語るケン・ハラクマ氏。アスリートが、ヨガをパフォーマンスアップに取り入れる流れは世界的に起きており、日本にもその波は着実に来ているのだ。

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