TOP > コラム > 2018-19年度 ワールドフットボールアカデミー日本開催コース 受付開始!

2018-19年度 ワールドフットボールアカデミー日本開催コース 受付開始!

ワールドフットボールアカデミー日本開催コースの受付がスタートしました。

wfa1.PNG

選手の力を伸ばしてあげたい時、指導者は選手がチャレンジできる状況や環境を作り、選手がその状況に対応できるよう導いていきます。つまり、選手がコンフォートゾーン(ぬるま湯)の外に出る環境を作るのです。選手がそのような環境で受ける刺激は"オーバーロード"と呼ばれます。

現在、世界中で指導者教育に携わるワールドフットボールアカデミーの代表レイモンド・フェルハイエン氏は、これと同様の方法で指導者の育成を行なっていることで知られています。1日のコースの中で、フェルハイエン氏は講義室を指導者自身がチャレンジし、成長速度を高めることができる"オーバーロードのロッカールーム"にしてしまいます。

世界中で発信されている理論を詳しく伝えるというだけでなく、書籍やインターネットでの情報だけでは得られることのないこうした"体験"を、ワールドフットボールアカデミー日本開催コースでは提供しています。

指導者と選手の成長、そしてチームのパフォーマンスを最大限に高めるために必要な『Know ? How』を、今年度は以下の開催コースを通してぜひ身につけてください。

主催:ワールドフットボールアカデミー・ジャパン、J-DREAM
共催(茨城開催コース):ワールドフットボールアカデミー・ジャパン、(公財)茨城県サッカー協会
協力(エキスパートコース、サッカー論): 帝京科学大学
協力:株式会社イースリー
賛同:オランダ政府観光局

講師:Raymond Verheijen レイモンド・フェルハイエン
通訳:石井健太郎
講師(サッカーのピリオダイゼーション:相良浩平

セミナーの詳細・お申込みはこちら

サッカーのピリオダイゼーション Football Periodisation

『サッカーのピリオダイゼーション』は、全てのトレーニングで最大限の効果を得るためのトレーニングの計画方法です。1年間を通して、全選手が疲労を蓄積させることなく全試合で100%の力を発揮するために考えられた、サッカーの根本的性質に基づく理論です。

過去7回の日本開催で、アマチュアクラブからJリーグ、日本代表チームまで延べ2,500名以上のサッカー関係者にご受講頂いており、日本ではガンバ大阪トップチームが2013年シーズンから正式採用し、2013年J2優勝、2014年J1、カップ戦、天皇杯と国内3冠を達成(現在はFC東京スタッフ)。鹿島アントラーズも2016年よりトップチームが正式採用し、同年のJ1と天皇杯の国内2冠。更にはFIFAクラブW杯にてアジア勢としては初となる決勝進出を果たすなど、現在では数多くのJクラブ(FC東京、大分トリニータ、大宮アルディージャ他)、社会人チーム、大学(筑波大学、関西学院大学、大阪体育大学他)、高校チームで取り入れられるようになりました。

パフォーマンスアップと障害予防をサッカースペシフィックなアプローチで実現させ、世界中で実績を残している『サッカーのピリオダイゼーション』の知識は、指導者ライセンス取得の際の必須科目となっている国もあるほど、サッカーのコーチであれば誰もが知っていなければならない試合やトレーニングのプランニングの考え方ですので、次世代のサッカー界を担っていく指導者、フィジカルコーチ、メディカルスタッフの皆様にぜひ知って頂きたい理論です。

ベーシックコースでは、ワールドフットボールアカデミーの全てのコースの基盤となる「Football Analysis(サッカーの分析)」のご説明から始まり、ピリオダイゼーションの中でも、特に「サッカーコンディショニングトレーニング」に重点を置いてご紹介させて頂きます。

ワールドフットボールアカデミーエキスパートコース

エキスパートコースは、過去日本で開催されたワールドフットボールアカデミー主催の最上級コース、スペシャリストコースまでを全て修了され、サッカーを原点にした客観的で普遍的なサッカー論をご理解頂いた、その後日本サッカー界の各分野で活躍をされているスペシャリストの皆様に、これまでの理論の更なるアップデートや、次世代のサッカー指導に求められる新たな理論をご紹介させて頂くコースです。

サッカー論 Football Theory

この「サッカー論」のコースでは、サッカーの根本的性質に基づいた客観的で普遍的なサッカーの原理や原則を、サッカー言語を用いてレイモンド・フェルハイエン氏がご紹介します。同コースでは、受講者の皆さまがこうした知識を身につけることで、より明確で、一貫したコーチングを行うことができるようになることを目的としています。そうした指導を実践していくことで、スタッフ間のコミュニケーションを円滑にし、選手がトレーニングの意図をより理解しやすくなるはずです。「サッカー論」は、指導者としてまず知っておくべき客観的且つ普遍的な理論です。

サッカーの戦術トレーニング Football Tactics

サッカーのアクションは、コミュニケーションから始まります。サッカーで言う戦術のトレーニングとは、選手間のコミュニケーションを明確にし、味方同士の共通した状況認識を促すことです。同コースでは、レイモンド・フェルハイエン氏が「戦術トレーニング」とは何(What)であり、どのように(How)行うものかについてご紹介します。講義の中で、いかなるトレーニングであっても、各ポジションにおける選手同士のコミュニケーションがスターティングポイントであることの重要性と、そのトレーニングがどのように行われるかを説明していきます。

育成年代のピリオダイゼーション Youth Academy Periodisation

育成年代のトレーニングでは、ピッチサイズや選手の人数、学校での活動や身体の成熟速度など、様々な外的要因が存在します。同コースでは、そうした特有の外的要因がある育成年代で、どのようにしてサッカーのピリオダイゼーションの原則を適用させるかについて、レイモンド・フェルハイエン氏がご紹介します。コース内では、特に成長期に生じる問題、トーナメントによる過密日程、スカウト方法、ユース年代からのトレセンやナショナルチームでの活動といった要因を取り上げ、その対応の仕方を説明していきます。

サッカー心理学 Football Braining

フットボールブレイニング( = フットボール・ブレイン・トレーニング)は、サッカーに特化した心理学です。同コースでは、サッカー選手の心理的な側面に対してより的確にコーチングするためのツールと、サッカーのトレーニングの中で選手(の脳 / 思考)にオーバーロードを与える方法について、レイモンド・フェルハイエン氏が様々なレファレンスを用いてご紹介します。フットボールブレイニングは、カテゴリーやレベルにかかわらず、指導者がサッカーのトレーニングに最新の脳科学を適用する方法について学ぶことができるコースです。


セミナーの詳細・お申込みはこちら


【セミナーに関するお問い合わせ先】
ワールドフットボールアカデミー・ジャパン事務局
川合宛て info@worldfootballacademy.jp