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Jクラブアカデミーが練習前に行っている"1分間で体幹スイッチをオンにする"方法とは?

サッカーで良いプレーをするために欠かすことのできないのが、身体バランスの向上です。体幹トレーニングを始め、バランス力アップのトレーニングに励んでいる子どもたちは、たくさんいるのではないでしょうか。

タニラダーでおなじみ谷真一郎さんは、練習前に「メトリクスフォーム」を使って体幹に刺激を入れ、姿勢の安定やコンタクトの準備をすることで、子どもたちの素早い動き、安定したプレーの実施にアプローチしています。

たった1分乗るだけで、プレーに良い影響をもたらす『メトリクスフォーム』の活用法を、谷さんにうかがいました。(取材・文/鈴木智之 写真/サカイク編集部)

(※サカイクからの転載記事になります。)

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谷真一郎コーチにレクチャーを受ける選手

練習前の1分間で体のバランスを整える

谷さんがコーチを務める『タニラダー塾』。グラウンドでの開始前、子どもたちは四角い板の上に乗り、片足立ちをしています。この四角い板こそが『メトリクスフォーム』です。

谷さんは「片足立ちで30秒ずつ、計1分乗るだけで体のバランスが高まります。スピードアップにもいい影響がありますし、フィジカルコンタクト時に倒れたり、体勢が崩れにくくなります」と、真っ黒に日焼けした顔で話します。

メトリクスフォームは『高反発EVA(エチレンビニルアセレート)素材』を使ったトレーニングマットで、柔らかい材質なので、片足で乗ると体がグラグラします。このとき、体は安定性を保とうとして、ローカル筋(体幹深層筋)を使ってバランスを整えます。

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ローカル筋は、背骨や骨盤を安定させるために必要な、腹横筋、多裂筋、大腰筋、骨盤底筋のことで、運動神経と関係が深いものです。谷さんは言います。

体の内側にあるローカル筋が活性化することで、外側の大きな筋肉も安定します。そうすると姿勢が崩れにくくなるので、相手にぶつかられたときに耐える力がアップしますし、スピードや動きやすさの向上につながります

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スタッフ全員「これはいい!」と意見が一致

メトリクスフォームはタニラダー塾を始め、ヴァンフォーレ甲府アカデミーの全カテゴリーに取り入れているそうです。

ヴァンフォーレ甲府では、スタッフみんなに体験会をしてもらいました。そうしたら『これはいい!』と好評だったので、すぐに全カテゴリーに導入しました。ほかに、高校サッカーの監督さんも『メトリックスフォームの力は絶大です』と喜んでいます。いままで当たり負けしていた子が、練習前にメトリクスフォームに乗ってローカル筋に刺激を入れることで、コンタクトでバランスを崩さなくなったそうです」

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メトリクスフォームでトレーニングするヴァンフォーレ甲府アカデミーU-18の選手たち

タニラダー塾やヴァンフォーレ甲府の子どもたちは、メトリクスフォームの使用感について「転ばなくなった」「相手にぶつかっても倒れなくなった」「動きやすくなった」「楽に動ける感じがする」などと話しています。

なかには、タニラダー塾でお子さんがメトリクスフォームを体験する様子を見たお父さんが、「これはいい」と購入し、毎日エクササイズを続けたところ、2週間後のタニラダー塾で見違える動きを見せた子もいたそうです。

外遊びが減った子どもたちに必要な体験

「皆さんおっしゃるのが、いままで転んでいた子が転ばなくなった。コンタクトされると、ぐしゃっとバランスを崩していた子が、倒れなくなったということです。タニラダー塾に来るたびに、動きに安定感が増しているのがわかりますし、子どもたち自身も感じているようです」

いまでは多くの子ども達が、練習に来るとまずメトリクスフォームに乗ってから、ボールを蹴ることがルーティンになっているそうです。

谷さんは「子どもたちだけでできるので簡単ですし、効果も感じているので、何も言わなくても勝手にやっています」と笑顔で語り、こう続けます。

私が子どもの頃は不安定な山の斜面を登り降りしたりして、様々な筋肉を使っていましたが、現代はその体験をする場が減っているので、メトリクスフォームのような道具を使って、体験させることが必要です。導入も継続も簡単ですし、ケガ予防、スピードアップ、プレーの安定性につながります。ローカル筋に刺激を入れると、2時間ぐらいは持つんです」

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練習前に選手が各自でメトリクスフォームを使ってトレーニングを行う

練習前の習慣にすることで心のスイッチもオンに

子どもたちはメトリクスフォームに乗ることで、「これから練習するぞ!」という心のスイッチが入るそうで、ローカル筋と心のスイッチを入れて、心と体の準備をする、良いきっかけになっているそうです。

「タニラダーもそうですが、サッカー選手としての土台を作るジュニア年代に、良い姿勢や良い習慣を体に染み込ませることが大切です。メトリクスフォームはそのための道具として、心強い味方になってくれています。 メトリクスフォームで体幹部を安定させるだけでなく、タニラダーなどを使ったトレーニングで「動きの質」も同時に高めていくことによって、転倒したり、当たり負けする局面はさらに減少すると思います。」

子どもだけで実施できて、導入も簡単なメトリクスフォーム。興味のある方は、体験してみてはいかがでしょうか。子どもから大人まで使えて、保管場所にも困らないので、様々な場面で役に立ってくれることでしょう。

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